(鉄筆)ゲーム障害……

昨年、世界保健機関は新たな病気として「ゲーム障害」を認定する方針を示した。「ゲーム障害」とは、オンラインゲームなどパソコンやスマートフォンを利用したゲームへの過度な依存によって日常生活に支障をきたす病気のこと。ゲームに関する頻度や時間をコントロールできない、日常生活で何よりゲームを優先してしまう、仕事や学業、健康などに支障をきたしてもゲームをやめられないなどの病状が特徴。

コロナ禍での閉じられた生活の中で子供たちに増えていることが懸念される。ある小学3年生の学級アンケート調査では、「携帯電話、スマートフォン、タブレットを使ってるか」の回答で「使っていない」は29人中5人だった。「平日のインターネットの利用時間はどれくらいですか」では、使わない=2人、30分=10人、1時間=4人、2時間=8人、3時間=1人、4時間=2人、5時間以上=2人であった。

1日1時間以内であれば集中力が高まる、計画性が養えるなどの報告もあるが、小学3年生で2時間以上の子供が4割を超えているのに驚く。先生方に聞くと、状況は悪くなっているとのこと。

学校はこうした状況に警鐘を鳴らすべく問題や対応を家庭に知らせたり、都教委が出した「SNS東京ノート」を活用して低学年から授業を行ったりしている。

スティーブ・ジョブズをはじめ多くのIT企業の幹部はわが子にはデジタルデバイスは使わせないそうだ。テクノロジーに詳しいからこそ与える害を認識しているとのこと。SNSの正しい使い方を早くから教えていく必要がある。

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