“気になる子”の気になる保護者 保育者にできるサポート

守巧 編著
チャイルド本社
1800円+税

「保護者対応が難しい」と感じる保育者が年々増えているが、対応に困る保護者の多くは、子供の気になる行動を伝えてもまったく伝わらない「“気になる子”の保護者」と、保育者が理解しがたい言動が多く、子供よりもむしろ保護者自身が気になる「気になる保護者」の2つだという。

保育者がストレスを抱えすぎないように、との思いから、この2タイプの保護者を理解し、見通しを持ってスムーズに関わるためのヒントがまとめられている。

第1章「気になる保護者を適切に理解するために」では、タイプ別の特性・特徴を紹介しながら、保護者の抱える葛藤や背景を整理し、どのように配慮しながら対応すればよいかをアドバイス。

第2章「事例でみる“気になる子”の保護者」では、「家では困っていませんという保護者」「過保護な保護者」など12の事例を紹介。「子供の姿」「保護者の様子」「保育者の思い」とそれぞれの視点を示しつつ、「考えられる保護者の心情」「支援のポイント」「保護者対応の極意」が整理されている。

第3章「事例で見る気になる保護者」では、「生活リズムを整えてほしい保護者」「夫婦げんかの絶えない保護者」など10事例について、同じ形式でまとめられている。

第4章は「園内での取り組み・専門機関との連携」。専門機関につなぐまでの保護者への寄り添い方は難しい面があるが、保護者の心に寄り添った言葉がけの具体例も明示されており参考になる。

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