(鉄筆)大阪なおみさんが全豪オープンで……

テニスの全豪オープンで大坂なおみさんが2年ぶり2度目の優勝を果たした。強さ、タフさを実感する試合ぶりだった。コロナ禍の影響で2週間遅れの開催、入国後2週間の外出制限、練習は1日5時間まで、ロックダウンの影響で2月13日から5日間は無観客という異例づくめでの優勝。精神面のもろさを指摘されてきたが、今大会では精神的に成長したという声が多い。これで4大大会4勝だが、全仏、ウインブルドンはこれまで3回戦止まり。これからぜひとも制覇してもらいたい。

ノルディックスキー・ワールドカップ(W杯)ジャンプの男子個人戦で小林陵侑さんが日本男子単独最多となる通算18勝を挙げ、葛西紀明さんの17勝を、18年11月に初優勝して以来わずか3期目で越えた。24歳のエースがどこまで記録を伸ばすか期待したい。

女子では高梨沙羅さんがW杯通算60勝目を達成した。不調の様子が気になっていたが、どうやら自分のジャンプが出来上がってきたのだろう。今月下旬にはドイツで世界選手権がある。個人戦での初金メダルを期待したい。

水泳の池江璃花子さんが復帰後初の100mバタフライに出場し、4月の5輪代表選考会を兼ねる日本選手権の標準記録を突破した。本人は「この種目に出るのはまだ早かった。完全に体力の問題」と答えているが、目指すパリではなく東京が視野に入ってきたようだ。焦らずにじっくりと前進してほしい。

コロナ禍の中、アスリートが困難を乗り越え頑張る姿は子供たちに希望や力を与えてくれる。それだけにオリ・パラを実現させたいと思う。

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