(円卓)コロナ禍による閉塞感からの脱却

メンタルトレーナー 加藤史子

新型コロナウイルスの影響を受け始めてから1年がたとうとしているが、いまだに出口が見えない。「いつまで続くのか」「世の中はどうなってしまうのか」という不安は、多くの人の心の中にある本音ではないだろうか。

「これは どのようなチャンスなのか」と自分自身に問い掛けてみると、世の中がどう変化しようとも 生き抜く心のスキルを高めるチャンスと考えることもできる。ここで子供から大人まで使うことができる心のスキルを紹介したい。

1.大自然をイメージして深呼吸をする

私たちは長引くマスク生活とストレスで、呼吸が浅くなっている。呼吸の深さは心の状態と密接につながり大きく影響し合っている。

心を解放し、ストレスを和らげ、落ち着くためには、深い呼吸は不可欠だ。そこでマスクをとってもいい場所を選んで深呼吸をする習慣をお勧めしたい。1分間でもいいので深呼吸しながら、大自然の景色をイメージすることによって、さらに気分がよくなる。大海原でも山でも草原でも森林でもいいので、自分が好きな自然の景色をイメージしながら深い呼吸を繰り返すのだ。目の前に広がる大自然の景色はあなたの心と体を解放し、ストレスを和らげてくれるだろう。

2.ポジティブな未来をイメージする

未来をイメージしたときポジティブな感じがするのか、ネガティブな感じがするのかということが心の健康を大きく左右している。だからこそ、意識してポジティブな未来をイメージする練習が必要となる。未来の可能性は一つではない何通りもの未来がある。幾つもの未来の可能性があるとして、その中で最高の未来はどのような未来なのかを考えてみてほしい。どんなイメージが見えるだろうか。

その未来にたどり着くために、今、できることはなんだろうか。最高の未来を思い描き、そこに向かうための行動が見つかると、人の心は元気になる。

3.未来をつくる

今回のコロナウイルスの感染拡大は、もっと大きな枠組みでみてみると、どのような意味があると考えられるのか。止まらない自然破壊の序章だと考えることもできる。ここで立ち止まって方向転換のために何ができるのかを子供たちと考えてみてほしい。