せかいでさいしょにズボンをはいた女の子

キース・ネグレー 作
光村教育図書
1650円(税込)

今から150年ほど前の時代、女の子が着ることができたのは窮屈なドレスだけだった。「これまでもそうだし、これからもそうだ」と誰もが疑わない中で、一人の少女、メアリー・エドワーズ・ウォーカーはその常識に疑問を抱き、どんなに非難されても強い意思で抵抗した。おかげで今、私たちは好きなものを自由に着ることができている。

「ズボンは男がはくもの」「女の子はドレスを着るべき」という当時の常識に、「わたしはわたしのふくをきているのよ」と毅然に立ち向かう幼きメアリーを描いた絵本。洋服という身近なテーマを通して、常識は時代によって変わること、SDGsの目標の一つである「ジェンダー平等」について考えるきっかけを与えてくれる。短いストーリーの中に多くの大切なメッセージが詰まっている。多くの人に手に取ってもらいたい。