もしもトイレがなかったら

加藤篤 編著
少年写真新聞社
1760円(税込)

東日本大震災発生時の被災地で起きたトイレ周辺の問題点を導入に、書名の通り「トイレがなくなったら」起こり得る事態をまとめ、トイレがいかに健康や生活にとって必要不可欠な役割を担っているのか解説する。

1回に使用する水の量や排せつ物がトイレの水に流された後の経路、携帯トイレの使い方など、さまざまな角度からトイレに関する情報が示されており、中には「なぜ、女性用トイレに行列ができるのか」といった興味深いトピックも掲載。さらには、食べ物が排せつ物になるまでの経過も記し、トイレをメインテーマにしつつも知っておくべき情報が満載である。

トイレは生活に身近な施設であるが、これまで深く考える機会はあまりなかった。災害の多い日本に住む私たちだからこそ、トイレについて話し合う必要性を教えてくれる。