(鉄筆)暑い時期のマスクの着用……

今年も暑い季節が巡ってきた。先月には中学校で体育祭の練習中、生徒が熱中症になり病院に搬送された。暑さには十分気を付けなければならない。しかも、今年もマスクの着用を求められることが多い。マスクを着けての暑い時期の経験は昨年に続き2回目である。

昨年5月にスポーツ庁から出された「学校の体育の授業におけるマスク着用の必要性について」では、「運動時のマスク着用による身体へのリスクを考慮して、学校の体育の授業におけるマスクの着用は必要ありません」としているが、「体育の授業において……児童生徒がマスクの着用を希望する場合は、マスクの着用を否定するものではないこと」とも示されている。

現在、新型コロナウイルスのインド型変異株が日本に入ってきており、東京都や神奈川県ではクラスターも発生したと報道されている。感染力は英国型の1.5倍、従来株の2倍とされ、感染力が強いという。このような状況の中で、保護者や子供自身が体育の際にマスク着用を望むことも出てくるだろう。

今年の5月に環境省・文科省から「学校における熱中症対策ガイドライン作成の手引き」が出された。教委が学校向けのガイドラインを作成する際のものだが、学校でも十分に参考になる。管理職は、第5章「熱中症の予防措置」、第6章「熱中症発生時の対応」、第7章「熱中症による事故事例」には目を通しておくとよいと思う。

学校では、保護者に対して熱中症の危険性を周知し理解を図るとともに、子供の健康観察を確実に行っていくことが大切になる。