地球がうみだす土のはなし

大西健夫 龍澤彩 著
西山竜平 絵
福音館書店
1430円

植物を育て、地球上に住む生物の命を根底から支えている“土”。その存在が当たり前すぎるがゆえに、土についてキチンと理解している人は少ない。

本書では、火山灰から土に生まれ変わる過程を段階ごとに紹介。分かりやすい文章とダイナミックなイラストでまさに土を“深掘り”した本になっている。

最後のページでは、一歩踏み込んだ土の特徴も記す。「有機的世界」や「結晶構造」など、本編では登場しなかった難しい単語が並ぶ。小学校低学年から高学年まで、幅広い年齢の子供が土に対する理解を深めることができるだろう。

学校教育でSDGsを取り上げる機会が増加した昨今、環境問題に対する関心は高まっている。環境の基盤である土を理解することで、今までとは違った視点を持って環境問題を捉えられるはずだ。

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