(鉄筆)学校評価の時期……

 コロナウイルス感染症拡大の第5波が終息の方向にあり、経済活動や人流が活発化している。しかし、学校から聞こえてくるのは「学校の新しい生活様式」を守った教育活動、気を抜かない万全の取り組みの様子だ。再び感染者が増加した、ワクチンが効かなくなっているなどのニュースが海外から入ると、気を許してはならないと感じる。

 折しも学校評価の時期に入った。令和3年度は、小学校では新学習指導要領が告示されて早5年が過ぎようとしている。子供たちが新教育課程でどのように育ったかを検証し評価して、保護者や地域に説明することが必要だ。

 学校の教育目標に掲げた子供像をどの程度実現できているか、明らかにする必要がある。それを基に、社会に開かれた教育課程の編成・実施、資質・能力の3つの柱の育成、カリキュラム・マネジメントの充実、主体的・対話的で深い学びの実現に向かう授業改善などが実現できたか、これらの成果や課題を明らかにするとともに、改善に向けての新たな取り組みを研究・検討し公表することである。

 コロナ対応に関する評価も必要だ。今後も第6波がないとは言えない。インフルエンザとの同時流行も心配される。これまでの苦労、努力や工夫の経験を生かした新たな危機管理が求められる。

 加えてICTによる学びの質の向上や、次年度から始まる高学年の教科担任制の体制づくりは進んでいるだろうか。学校全体の課題である。準備、予防に越したことはない。希望ある新年度を迎えるために視点を明確にした学校評価の実施を求めたい。

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