(鉄筆)GIGAスクール構想で……

 GIGAスクール構想に基づき、全国の小中学校の児童生徒に1人1台の情報端末が整備されている。国の調査によると今年7月末の時点で96%以上の小中学校で、全学年または一部の学年で端末の利活用が行われているという。

 「令和3年度全国学力・学習状況調査」によると、学校に対する「前年度にICT機器を活用した授業を1クラス当たりどの程度行ったか」という設問に58・6%が「ほぼ毎日」行ったと回答している。

 児童生徒に対する質問紙調査で「ICT機器を友達と意見を交換したり、調べたりするためにどの程度使用しているか」という設問に対して、小学生の39・3%、中学生の36・4%が「ほぼ毎日」「週1回以上」使用していると回答している。これらはICT機器の活用の頻度についての設問である。

 児童生徒1人に1台の端末が整備されたばかりなので、まずは端末を積極的に授業に使うこと、そして、どのように使うことができるのかを試行錯誤している学校が多い。

 調査では児童生徒に「学習でICT機器を使うのは勉強の役に立つか」という質問もしている。小中学生とも9割以上が肯定的な回答だ。どのような点が役に立っているのかを知りたい。

 GIGAスクール構想は、1人1台の情報端末を「令和の学校のスタンダード」として整備し、全ての子供たちの可能性を引き出す個別最適な学びと協働的な学びを実現することを目的としている。学校はさらに先を見通して、質的な面を視野に入れて、ICTを授業に活用していくことを考えていくことが求められる。

あなたへのお薦め

 
特集