学校のICT活用・GIGAスクール構想を支える ICT支援員

ICT支援員 編集委員会 編著
日本標準
2200円

 全国の小中学校で1人1台端末の環境が整備され、時代はICTをどう活用して授業づくりを行っていくかのフェーズに来ている。一方で、授業中に起こるさまざまな操作トラブルはもちろん、機器の故障やソフトウエアのアップデートなど、現場の教職員だけで対応するには負担が大き過ぎるのも事実だ。そこで活躍するのが、「ICT支援員」「GIGAスクールサポーター」といったICTに関する支援人材である。本書は、ICT支援員として身に付けておくべき知識や情報を、入門的かつ総括的に解説した本である。

 「ICT支援員」に必要な能力を測る取り組みとして、2013年から「ICT支援員能力認定試験」が、19年からは「ICT支援員上級」の認定も始まっている。活躍が期待される一方で、ICTに関する知識のみならず、学校に関する法令や学校文化、児童生徒への理解も必要とされることから、現場のニーズに応えられる能力をもった人材や事業者が十分でないという課題もある。さらに、役割そのものは従来と大きく変わっていないものの、GIGAスクール構想による利用者の増加、情報端末の台数の増加、情報システムの拡大、情報端末の利用場所の拡大など、ICT支援の対象が大規模なものへと変化している実情もある。

 より専門性を身に付けたいICT支援員、サポートを受けたい現場の先生方の双方に読んでいただき、ICTを活用した新しい教育の実践に役立ててもらいたい。

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