ケケと半分魔女 魔女の宅急便 特別編その3

角野栄子 作
佐竹美保 画
福音館書店
1650円

 『キキに出会った人びと』『キキとジジ』に続く「魔女の宅急便」特別編シリーズの第3弾。これまでは、シリーズ本編に登場する人々の過去を中心に描かれていたが、3作目は『魔女の宅急便 その3』に登場するケケが大人になって書いた物語を描く。ケケ本人の話ではなく、ケケが書いた物語という設定。

 主人公は、4歳で母親を亡くし、いつも自分は「半分」だと心もとなく思っているタタという女の子。

 優しいお父さんとおばさんがいるものの反抗ばかりしていたタタは、ある夜、屋根裏部屋で母親が残した「おわりのとびら」という本を手にし、そこに書かれた奇妙な言葉を見て旅に出ようと決心。導かれるように不思議な森に着き、そこからタタは自らの意志で「半分」を探す旅を始める。

 

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