(鉄筆)ICT教育のレベルアップを……

 新年度、ICT教育は円滑かつ充実してスタートしているだろうか。文科省は2022年2月25日に「教育進化のための改革ビジョン」を公表した。「2つの基本理念、4つの柱、今後の施策展開の方向性」で構成されている。

 ここに至るまでプランや通知が次々出された。18年11月「新時代の学びを支える先端技術のフル活用に向けて~柴山・学びの改革プラン~」。19年6月「新時代の学びを支える先端技術活用推進方策(最終まとめ)」。6月28日「学校教育の情報化の推進に関する法律」が公布、施行。12月に「教育の情報化に関する手引き」。20年9月「各教科等の指導におけるICTの効果的な活用に関する参考資料」。21年3月「GIGAスクール構想の下での整備された1人1台端末の積極的な利活用について(通知)」。同通知には「GIGAスクール構想 本格運用チェックリスト」、「ICTの活用に当たっての児童生徒の目の健康などに関する配慮事項」「1人1台端末の利用に当たり、保護者との間で事前に確認・共有しておくことが望ましいポイント」などが示された。

 目的は、学習指導要領の下での教育の情報化の進展である。教委や各学校で参考にしているか。学習指導要領・総則では、「学習の基盤としての資質・能力」「情報活用能力育成のための環境整備、学習活動の充実」「個に応じた指導の充実」「情報モラルに関する指導」などを求めている。

 教委や各学校は学習指導要領に基づくICT教育の質のレベルアップに向け、国の支援策などを活用し教師の力量の向上や環境整備を進めてほしい。

あなたへのお薦め

 
特集