はっぴーなっつ

荒井良二 作
ブロンズ新社
1540円

 春から始まり夏秋冬と移り行く季節を、漫画のようなコマ割りを使いながら描く絵本。目で見るだけでなく、耳で聞く、鼻で匂うなど五感を使って季節を味わう。

 著者の荒井良二さんは、絵本界のノーベル賞と言われるアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を日本人で初めて受賞するなど、国内外で活躍する絵本作家。巡り来る季節の中に感じる喜びを、荒井さんのユーモアと彩り鮮やかな絵で伝えてくれる。

 気になるタイトル『はっぴーなっつ』の由来は、幸福の「ハッピー」と荒井さんが子供の頃から愛読してきたスヌーピーの漫画『ピーナッツ』を掛け合わせた造語だという。

 希望に満ちた新しい季節の始まりが待ち遠しくなるとともに、幸せな気持ちになれる絵本である。

 

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