(鉄筆)学校の働き方改革……

 公立小中学校の教員の6人に1人が勤務時間の記録を少なく書き換えるよう管理職らから求められ、教職員が勤務時間を正確に申告しないケースが見られたことが報じられていた。事実は事実として正しく報告し、改善に向けて取り組むことが筋だろう。先生がうそをつくことを子供にどう釈明するのか。

 学校の働き方改革は、教師自身の職務や生活の質を高め教職人生を豊かにすることで自らの人間性や創造性を高め、子供たちに対して効果的な教育活動ができるようになることを目的にしている。

 目的達成のために文科省は(1)勤務時間管理の徹底と勤務時間・健康管理を意識した働き方の推進(2)学校及び教師が担う業務の明確化・適正化(3)学校の組織運営体制の在り方(4)学校における働き方改革の確実な実施のための仕組みの確立とフォローアップ等――などを通知している(19年3月)。

 2月には、「改訂版 全国の学校における働き方改革事例集」を公表。その中の「学校レポートわたしたちの働き方改革」では、ICTを活用した校務効率化や教育業務支援員の有効活用などを取り上げている。「実例で知る業務改善の具体的方法」では、業務ごとに取り組み事例が示され、取り組み内容、削減時間、事例提供校からの効果や課題・対応の声が紹介されている。「明日からできるグループウェア活用法」では、具体的な活用法をまとめて紹介している。

 問題の学校、管理職はこれらに学んだのか。全国の知恵を生かしてほしい。それでも難しいのなら、ごまかすのではなく問題提起の声を大きく上げよう。

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