ぼくとがっこう

谷川俊太郎 文
はたこうしろう 絵
アリス館
1540円

 4月から小学校に入学した子供も少しずつ学校に慣れてきた頃ではないだろうか。小学生になると先生やたくさんの友達の中でさまざまなことを思い、感じ、経験する毎日を過ごす。時には学校に行きたくない日や、友達とけんかして悲しい日もある。6年間で心も体も大きく成長し、やがて学校を去る日が来る。

 谷川俊太郎による「学校」の毎日を描いた絵本である。大人も子供も、学校が好きな子もそうでない子も、著者の詩を読むことでどこかほっとした気持ちになるはずだ。最終ページには卒業の日、学校を出て「ぼく」が1人たくましく走り出す姿が描かれる。

 大人の立場では、子供たちにとって学校が良き場であってほしいと願う本、子供の立場では今の自分でいいんだと安心できる絵本であると思う。

 

 

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