(鉄筆)専門スタッフの活用……

 学校にはさまざまな専門スタッフがいる。学校教育法施行規則には医療的ケア看護職員、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、情報通信技術支援員、特別支援教育支援員、教員業務支援員が示されている。中学校にはこの他に部活動指導員が加わる。学校図書館法には努力義務で学校司書を置くとされている。教員と専門スタッフの上手な協働により、教育の充実が図られる。

 1人1台の情報端末が整備され、ICT機器の活用が多くなり、情報通信技術支援員は欠かせない。ある学校ではICT機器の活用に堪能な教師がいたが、その教師に頼って負担が重くなり、その教師の授業に支障が出たという。

 別の学校では、専門スタッフの支援について教員にアンケートしたところ、良好の回答が多かった。しかし、若手の教員から教員業務支援員の支援がうまく受けられないという回答があった。教員業務支援員は、実験や実習などの準備や片付け、教材の印刷などをしていた。管理職が当該教員に話を聞くと、教員業務支援員の勤務日に合わせて用件を依頼できないことが分かった。若手教員は指導の見通しが持てず、授業直前にならないと必要な教材などが分からない状況だった。

 学年主任と指導計画を元に授業で使うものを確認したところ、この課題が解消。場合によっては学年で一括して教員業務支援員に依頼し、教員業務支援員にとっても円滑に仕事が進むようになったという。

 夏季休業日を前に、専門スタッフの活用について全教職員で確認をしてみるとよいと思う。

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