eye-catch_1024-768_takashina-school教育創造研究センター所長 髙階玲治
 教職員支援機構による図書『主体的・対話的で深い学びを拓く』(学事出版、2018)を読んだ。特に機構内に設置された次世代型教育推進センターの諸論考は興味深かった。機構の前身は教員研修センターであるが、このような図書発行は初めてであろう。より啓発的な組織となったことに期待したい。  機構内センターは、何校もの実践フィールド校を抱えていて、各校のアクティブ・ラーニング(AL)の3年間の実践について、センター研修協力員(各地域の教員)がそれを観察し、テーマに応じて分析的に解説を行っているものである。  特にALは中・高校の授業実践を大きく変えるものとして影響力が大きいが、その意味では始まったばかりの授業実践の感じであった。……

EdTechを活用した新たな教育プログラムの開発を推し進める「『未来の教室』実証事業」のキックオフイベントが7月26日、経産省内で開かれ、事業の採択が決まった学研プラスやZ会、N高校を運営する角川ドワンゴ学園などの事業者が紹介された。イベントには学校と連携し先進的なプログラムを実施する民間企業やNPO法人など28団体が参加。同省の浅野大介商務・サービスグループ教育産業室長は「未来の教室が打ち出す学びは、学習者の意欲やワクワクした気持ちを中心に発展する。国内だけでなく、海外も視野に入れて展開していきたい」と訴えた。 経産省は6月に公表したEdTechを用いた学習プログラムの開発を盛り込んだ「『未来の教室』とEdTech研究会 第1次提言」を踏まえ、学校とタッグを組んで実証事業を展開する事業者を募集していた。……

立命館大学教授 湯浅俊彦

ここで改めて電子図書館サービス「LibrariE」の特徴を日本電子図書館サービスのホームページで確認しておきましょう。 第1に、日本語タイトルの出版コンテンツの豊富さです。 第2に、生徒がいつでも、どこでも利用できることです。……

 政府は7月27日、教育再生実行会議の今後の新たな検討課題と新委員を発表した。Society5.0を見据え、技術革新に対応した人材育成や高校教育改革に着手する。新たな検討課題はワーキンググループで議論する。今年度中に論点整理をし、提言を取りまとめる。  新たなテーマは「技術の進展に応じた教育の革新」と「新時代に対応した高校改革」の2つ。……

立命館大学教授 湯浅俊彦

日本の学校図書館における電子図書館サービスの現況について、「LibrariE」を導入している日本体育大学柏高校、関西創価中・高校、芝浦工業大学附属中高校の事例を挙げて、検証してきました。これらの取り組みから学ぶことは次の3点です。 第一に、最も重要なのは、学校としてICTを教育に積極的に活用しようという意欲があること。その上で、電子図書館サービスを導入する意義を明確にし、それを校内で共有していることです。第二に、同じ電子図書館サービスを導入していても利用方法はそれぞれ特色がある点。共通するのは図書館司書と教師が連携し、授業や課外学習に役立つ利用方法をそれぞれの学校に合った方法で考えること。第三は、従来の図書・雑誌を単に電子化するだけではなく、生徒がいつでもどこでも利用できる新たな情報資源として電子書籍を捉え、生徒が主体的に学習するツールとして活用していることです。 ここで強調したいのは、学校での図書館司書の役割が変化していることです。……

プログラミング教育を教育委員会で円滑に導入してもらおうと「ICT CONNECT 21」は7月25日までに、「小学校プログラミング教育導入支援ハンドブック2018」をまとめた。全国の都道府県市区町村教育員会に配布する。 監修は放送大学の中川一史教授。……

米国大使館は7月20日、講演会「米国教育現場レポート~アメリカにおけるICT教育と第二言語教育~」を都内で開催した。教員ら約60人が出席。教育新聞特任解説委員でリクルート次世代教育研究院の小宮山利恵子院長と、大阪府教育センター小中学校教育推進室の信田清志主任指導主事が、米国国務省の招聘(しょうへい)プログラム(IVLP)に参加した際の体験を語った。 小宮山院長は主に、テクノロジーを活用した教育やデータに基づいた検証、「AI研究の2強」と称される米中の進捗(しんちょく)などについて報告した(連載『米国国務省 招聘プログラム参加リポート』全4回を参照)。……

 「科学技術におけるロボット教育シンポジウム」(NPO法人WRO Japan主催)が7月21日、都内で開かれた。小・中・高の教員はじめ教育関係者約50人が参加。ロボットを活用した教育内容や手法などを発表した。  事例発表では、プログラミング教材「教育版レゴマインドストームEV3」を使った実践を、岩手大学教育学部附属小学校の伊東晃教諭が説明した。……

立命館大学教授 湯浅俊彦

芝浦工業大附属中高校は2017年4月、東京都江東区豊洲の新校舎設立に伴い、タブレット型PC「S-tab」を生徒、教職員全員が持っています。このデバイスを活用して電子図書館サービス「LibrariE」も導入することになりました。 筆者は、18年7月に同校を訪問し、大坪隆明校長、佐藤真也事務長、図書館を受託運営する紀伊國屋書店の担当者から詳しく話を聞くことができました。 同中高校は、18年4月1日時点で中学校13クラス509人、高校18クラス618人。(うち女子生徒は中高合わせて35人)という、理工系進学を目指す学校です。明るく開放感のある図書館には5万冊の蔵書があります。……

林芳正文科相は7月17日、日本マイクロソフトやヤフーなどIT関連の業界団体ウィンドウズデジタルライフスタイルコンソーシアム(WDLC)の表敬訪問を受け、実際の小・中学校で使われているWDLC提供の教材を使って、プログラミングを体験した。林文科相は「日本の学校から、将来のビル・ゲイツを輩出したい」と期待を込めた。 使用した教材は、パソコン上の専用ページで指令が書かれたブロックを組み合わせ、加速度や温度を関知するセンサーを内蔵する板状のデバイス「micro:bit(マイクロビット)」を光らせるのが特徴。……

公式SNS

15,997ファンいいね