ネット安全で啓発活動 青森県八戸市で官民が協働

2014年10月6日号掲載

 八戸IT・テレマーケティング未来創造協議会と(一社)セーファーインターネット協会(SIA)は、青森県八戸市内の小・中学生や保護者、教員に向けた「子どもを守るインターネットセーフティ事業」を8月から開始している。スマホやゲーム機などインターネットを介した情報通信が広まる中で、子どもたちがトラブルに巻き込まれる事案が増えているのを踏まえ、インターネット利用への安全啓発や利用実態の調査、把握を目指す。

 今年度は同市内の下長中学校区内の3小学校と1中学校の児童生徒と保護者約1500人と教員を対象に、各学校に出向き、インターネットの基礎知識や安全性、利用上の落とし穴などに関する講義形式の出張講習を行う。保護者への子どもたちのインターネット利用実態調査も実施し、家庭での子どもたちの「ICTツールの所持率や使用頻度」「ICT使用におけるルールの有無」などを調査する。

 来年度以降は、市内での講習実施をさらに拡大する考え。

 また地域の実態や特性を踏まえた講習を提供するための講師養成も推進する。連携するSIA開発による教育プログラムを使い、同協議会スタッフが各種講習で指導する際のスキル育成を図っていく。来年度以降の講座で指導を担える人材を養成していく。

 同協議会は、同市内の全IT、テレマーケティング系企業11社と青森県、同市が協働して結成。業界の認知・理解度の向上と市内関連事業の持続的発展、同市の活性化などを目的にした各種事業に取り組んでいる。

 SIAは、インターネットの悪用に対する実効的な対策を立案・実行することを目的に昨年設立。違法・有害情報が掲載されたサイト管理者への削除要請や警察への通報などに取り組んでいる。今年7月からはインターネット利用者の安心・安全利用のための講習会など教育事業もスタートしている。

 同協議会・八戸市産業振興課/℡0178(43)2111。URL=http://www.saferinternet.or.jp/