学習指導案づくりに大いに貢献 「授業ナビ」

2015年2月26日号掲載

 教師の仕事を応援する――。(株)日本標準は、同社刊の書籍版「到達目標と評価規準」に基づき、独自の授業づくりができる学習指導案作成ソフト「授業ナビ到達目標と評価規準」を発行し、好評を得ている。

 このソフトは、検定教科書全てに準拠しており、各単元の到達目標と評価規準がデータベース化されている。同社は従来から「学力到達目標と指導方法の研究」「教科書単元別到達目標」などを刊行し、目標準拠評価で大きな信頼を得ている。「授業ナビ」には、そのノウハウが全て注ぎこまれており、授業づくりに大きく貢献してくれる。

 これまで刊行してきた書籍版をコンピュータシステムとして作成したこのソフトは、DVD―ROM版は学校のサーバーにインストール。各教師はWebブラウザでサーバーに接続し、ユーザー名とパスワードを入力して使用する。

 ひとたび使用した後は書き加えたりしながら個人のオリジナルのものとして1年間、使える。画面上にショートカットを作成しておけば、ワンクリックで立ち上がるので便利。

 クラウド版もある。こちらは、発行されたライセンス証書に基づいて管理者がインターネットでアクセスして使用を開始し、その後、各教員がアクセスしていく。

 使いはじめは、まず、管理者が自校で使用する教科書会社を全教科、全学年分にわたり入力する。すると、その教科書に準拠した形で1年間分の単元が時間割に沿って割り振られる。教務主任にとっては、年間指導計画が瞬時に出てくるので大助かりだ。

 教員個々が使えるものとしては、週案、日案、日報、月間計画、年間計画があり、週案では指導計画もつくることができる。従来、週案は手書きで作成するか、一コマずつ単元名を入力しなければならなかったが、この授業ナビを使えば一気に出てくるので、労力を大幅に減らすことができる。

 時に応じて学習単元を入れ替えたり、時数を増減したりする場合は、年間計画で修正することで、週案や日案に全て連動して反映されるので、入力し直す手間はかからない。

 それぞれの授業内容についても、週案をクリックすれば到達目標、観点別評価規準が出てくるので、短時間で確認ができる。編集機能がついているので、オリジナルの指導案づくりも自在だ。

 毎時の到達目標を確認しながら授業を行っていけば、単元のまとめのテストにも対応できていく。

 授業後に、日案として内容や注意事項などを記入しておけば蓄積され、学校独自の研究成果にもなる。

 特別活動や学校行事も登録でき、朝の学習も授業として入力可能。15分単位でのモジュール授業にも対応できるので、変更が生じた場合も自在だ。

 授業時数についても時数集計ができるので、進捗状況をリアルタイムで管理できる。8月に2学期が始まる東北地方などには、その様式も対応可能で、便利だ。

 現在のものは、平成27年度から29年度までの3年間使う教科書に基づいており、その間は使用可能。以降、教科書が変わった場合も、27年度から5年間分は、使用保障付きとなっている。

 昨秋から使用されて以来、使った教師からは「教育課程編成作業が軽減できた」「授業案が作成しやすい」「年計は各学年で作成し、毎回5日以上かけていたが、その作業が2~3日でできる見通しとなった」「到達目標と評価規準が編集できるので便利」といった声が寄せられており、新年度に向けて教員の大きな味方となってくれそうだ。

 導入費用は、今年3月末までに申し込めば、期間限定の特別価格として、教員数に関係なく1校あたり4万8千円。4月以降は6万円となる。教育委員会で購入する場合は、使用する学校数分となる。

 (株)日本標準=〒167―0052東京都杉並区南荻窪3―31―18/℡03(3334)2241。Eメール=eigyo@nipponhyojun.co.jp

(詳細は「教育新聞」紙面に掲載)