知っていますかスマホのこと 保護者学習用リーフレット

2015年7月27日号掲載

 岡山県教委はこのほど、「保護者と地域の皆さんへ」として、リーフレット「知っていますか? スマホ・ネットのこと」を作った。スマホの利用で起きるトラブルやいじめから子どもを守ろうと、子どもの利用状況や取り巻く危険を知った上で、家庭でのルール作りを進めるよう呼びかけている。

 スマホは、有効に活用すれば、学習や仕事、生活のさまざまな場面に大変役立つが、同時に、多様な問題状況を生み出してもいる。保護者がまず、それらを正しく知ろうといった趣旨で構成された、いわば学習(研修)用リーフレットだ。県教委は、「子どもとの話し合いや保護者同士での話し合いなどの場面でぜひ活用してほしい」と呼びかけている。

 リーフレットには、児童生徒から聞き取った体験談を引いて、「友人から徹夜でのオンラインゲームに誘われる」「返信をすぐしないと仲間外れにされる恐れからスマホを手放せない」といった実例をイラスト入りで掲載。携帯型ゲーム機や音楽プレーヤーでもネットにつながることを説明し、軽率な投稿による個人情報の流出などのトラブルを防ぐ注意点を解説していく。

 県教委ではすでに、昨年12月に、県全体で3つの取り組みを進めていくとして、保護者や学校に向けて、(1)午後9時以降は保護者がスマホを預かろう(2)ゲームも午後9時までとしよう(3)学校でスマホなどについて考える場を設けよう――と呼びかけている。

 その線に沿いながら、(1)子どもと保護者がスマホやゲームの時間、使用などについて話し合い、ルールをつくろう(2)学級や生徒会などで、スマホなどの使用について考えたり話し合ったりする活動をしよう――と促している。

 このたびのリーフレットは、これらに沿って、さらに理解が深められるような内容となっている。

 岡山県サイト(http://www.pref.okayama.jp/)の「教育・文化」のページから「教育」に入ると、生徒指導の項目内で、同リーフレットが閲覧できる。さらに、その活用法や、研修用プレゼン資料などもダウンロードできる。

 問い合わせは同県教委生徒指導推進室/℡0869(226)7589。

(詳細は「教育新聞」紙面に掲載)