堺市 小4対象にネットいじめ防止授業

2015年9月21日号掲載

 堺市はこのほど、中学校ですでに実施してきた「ネットいじめ防止授業」を、小学校4年生を対象に始めた。来年1月末までに、市内の全小学校93校で、この授業を実施していく。

 一巡すれば、4年生児童およそ7400人ほどが、この授業で学ぶことになる。

 中身は、メールやSNS、LINEなどを通じて起こるトラブルからネットいじめになっていく具体例を挙げ、使う言葉によって誤解が生じるので、相手を思いやる気持ちで言葉をやりとりすることが大事、といったもの。

 また個人情報を厳重に取り扱うこと、閲覧制限のフィルタリングの重要性などについても訴えていく。

 保護者にも、青少年のネット利用の実態を説明する文書を配布し、家庭でのネット利用のルールづくりなどを促す。

 同市では平成20年度から、中学生向けにNIB堺市ネットいじめ防止プログラムを実施してきた。学校のコンピュータ室などで、分かりやすい解説画面を通して、ネット上のテキストだけのやりとりと口頭によるやりとりの違いを学んだり、軽い気持ちから事件に発展していくケースについて考えたりしていった。

 小学校3年生の段階で、約半数が携帯電話を持っている現状から、市教委は、早い段階でネットいじめについての知識を持ってもらい、いじめ防止につなげたい考えだ。

(詳細は「教育新聞」紙面に掲載)