貧困家庭の子どもを支援 タスクフォース立ち上げへ ICTCONNECT21

2015年11月5日号掲載

 教育におけるICT活用を推進する「ICTCONNECT21(みらいのまなび共創会議)」は10月30日、文科省内で会見を開き、「27日に、『ICTを活用した官民協働学習支援プラットフォーム検討タスクフォース』を立ち上げた」と発表した。


 このタスクフォースでは、来年4月の「官民協働学習支援プラットフォーム(仮称)」の立ち上げ準備を進める。文科省と連携し、同省が進める地域未来塾で貧困家庭の子どもたちへのICT環境導入を支援する。


 同団体の赤堀侃司会長(東京工業大学名誉教授)は「学習指導は生活指導でもある。どんなに困窮し苦しくても、学習に意味をもったときに、子どもは変わる」と訴えた。


 学習支援プラットフォームでは、地域未来塾でICTを活用した学習支援の環境整備のための情報を提供する。これにより、貧困家庭の子どもたちの高校卒業や大学進学などを後押しする。ICT教材・環境を提供する企業の情報などを掲載するサイトを、同団体の会員企業で立ち上げるなどが想定されている。


 未来塾を設置しようとする教委のために、学習支援をしているNPO法人や同塾のボランティアも同サイトで紹介できる仕組みも視野に入れる。今後は、各自治体を対象にニーズ調査を行い、来年3月末には報告する予定でいる。

(詳細は「教育新聞」紙面に掲載)