【連載】志ある教師のために 悩み続ける青年教師の物語 9 心身ケアの重要性と実践を

東京都小金井市立緑小学校教諭 西野宏明

 

日々笑顔で教育実践にあたっていきたい
日々笑顔で教育実践にあたっていきたい

がむしゃらにやっていては、体がもちません。というよりも、がむしゃらにやるためには、心身のケアが必要なのです。

「先生が笑顔でないと、子どもは笑顔にならない」「先生が生き生きと楽しそうだから、子どもも生き生きと楽しくなる」という話を聞き、実際にそうだなと実感しています。つまり、コンディションを整える必要性を教師は、1年目から自覚し実践するべきです。

小玉は体育会系ですが、徹夜や長時間の仕事は苦手でした。不摂生を続けると、すぐ風邪をひくのが経験上分かっていました。そこで、小玉がコンディションを維持、向上させるために取り組んでいたものがあります。

1つは日帰り温泉です。初任者時代は毎週。2年目以降は1、2カ月に1回の頻度で通っていました。ミストサウナや露天風呂で息を吐くたびに、日頃のストレスや悩みが体から消えていき、息を吸うたびに自分を支えるエネルギーが体に入っていくのを感じていました。子ども、保護者、同僚について、全て忘れるつもりで入浴していました。

2つ目は鍼灸指圧です。これは1、2週間に1回です。院長と会話しながら、その日にふさわしい施術をしてもらいます。気分も体も最高になります。体に疲れを蓄積しないのが、良い実践につながると知っていたので、自己投資のつもりで通っていました。

3つ目は、筋力トレーニングです。集中力、免疫力、体力、意志力、自己管理力、自己肯定感が高まります。小玉は、これは、どんな職業でもおすすめだと思っています。現在はフリーウエイトでなく、加圧トレーニングに取り組んでいます。加圧トレーニングは時間効率が良いため、多忙な小玉にはぴったりなのです。週2回の運動が小玉のパフォーマンスを支えています。

4つ目は、ペットです。これは教師力を高める意図ではなく、ただ好きだからです。でも、それが結果的に癒し効果、リラックス効果をもたらし、実践の役に立っています。小玉は猫を2匹飼っています。

このように、小玉は実践を重ねる中で、自分自身を大切にすることを学びました。教師修行では、ただ自分を追い込むだけでなく、自分にご褒美を与えるのも大事だと分かったのです。

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