【連載】幼小接続スタートカリキュラム 10 詰め込み式を「遊び」が反撃

韓国での「ヌリ課程」の背景として、教育課程で重視されてきたリテラシー教育を看過できません。

■韓国の伝統社会から見たリテラシー教育

朝鮮時代の実学者の1人、李徳茂(1741~93年)は、『士小節』で次のように述べています。

「文字を教える際、多く教えるだけではなく、その資質に合わせたい。二百字学べる者は百字だけを教え、常に十分な精神と力量を保つようにすると、飽きずに良い成果を残せる。賢い子が少量だけ読み、暗唱するのが良いとはいえないが、愚鈍な子に多く読ませるのは、まるで貧弱な馬に重い荷物を持たせるのと同じである。遠くまで行けるはずがない。子どもに文字を教える際は、煩わしく話すのは禁物である。すべからく、その子の資質や年齢に合わせて詳細、簡略に解するのが望ましい」

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