進んで運動 みんなで健康

わかる・できる・かかわる授業
愛知県大府市立神田小学校

本校、愛知県大府市立神田小学校(西村剛志校長、児童数406人)では、平成23・24年度に、県教委から学校体育の研究委嘱を受け、生涯にわたって運動やスポーツに親しむ習慣を育てることを目指してきた。その結果、25年度には、県の優良校として、26年度には、全国の優良校として表彰された。

グループで頭倒立に挑戦
グループで頭倒立に挑戦

今年度は、最終年度として、本研究で取り組んできた活動が無理なく継承できるように、単元構成や活動内容、指導方法を見つめ直し、神田スタンダードとしてまとめることを目指した。

■めざす子どもの姿

「わかる・できる・かかわる」喜びを仲間とともに味わうことで運動の楽しさを知り、日常生活の中でも進んで運動しようとする子。
健康の大切さが分かり、健康な生活を送るために目標をもって実践しようとする子。

■体育の授業づくり

教えるポイントをパネルやICT機器で視覚的に提示して、児童がイメージしやすくし、「わかる」ことを目指した。
「体つくり運動」と「器械・器具を使っての運動遊び」「器械運動」とを組み合わせた授業展開を取り入れた。これにより、長期間、体つくりを行うことで、体力向上を図るとともに、マットや跳び箱では、確実に技が「できる」まで取り組むことができた。
グループ活動を多く取り入れた。アドバイスし合ったり、技を身に付けるコツを話し合ったりする場面を設け、互いに「かかわる」場面を多く設定した。

■健康教育

保健や学級活動の授業では、養護教諭や栄養教諭とのT・T指導を行った。健康・安全に対する基本的な知識を身に付けるだけでなく、個に対する指導にも焦点を当て、自分の生活に合わせた具体的な目標を立てられるような取り組みを進めた。
健康教育講座や学校保健委員会では、外部から講師を招き、食や心の健康について考える機会とした。
各学期に「生活リズム記録カード」を用いて児童一人ひとりが自らの生活習慣を見直す機会を設けた。保護者とともにカードを見直すことで、望ましい生活習慣の定着を目指した。

■運動の生活化

運動の宿題として「神ちゃん家でも運動」週間を月に1回設定した。運動や外遊びの機会を意図的に設け、運動した成果が認められる場とした。
児童が主体となって企画する神ちゃんギネスタイムを設定し、8種目の運動に挑戦する機会を設け、運動に親しませる場とした。

■今後の取り組み

今までの取り組みを「神田スタンダード」としてまとめることができた。来年度以降も、この神田スタンダードを基に、児童の思いを生かすとともに、児童一人ひとりが目標をもち、意欲をより高めて運動に取り組めるよう、これらの活動を継続していきたい。

(文責・近藤恒史現職教育主任)

同校/tel:0562465154

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