【連載】教育のユニバーサルデザインにチャレンジ 32 授業で育てるソーシャルスキル 3

先月号でも触れましたが、授業のユニバーサルデザインでは、ペアでの対話を重視しています。しかし、ペアでの話し合いはそう簡単ではありません。何のためにここでペア対話を入れるのか、何を話し合わせたいのか、子供たちに何をつかませたいのかを焦点化しなければなりません。またペアの組み合わせもしっかり検討しなければならないのです。例えば勉強の得意な子と苦手な子がペアになると、得意な子が正答を述べ、苦手な子が「そう思う」と返して終了してしまう場合がよくあります。これでは対話とはいえず、教師の代わりに勉強の得意な子が苦手な子に教えているだけです。

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