【連載】新たな教育への提言 第9回 「おぼえるとわかる」の違い

佐伯胖著の『学びの構造』を読んだ。1975年、私が生まれた年に出版された本だ。題名から1971年刊の『甘えの構造』に類したと推測されるが、両著とも現代まで読み継がれている。本には「自発的な学び」「おぼえるからわかるへ」「ティーチング・マシン」「科学教育」などのトピックが並ぶ。これらの項目は、「アクティブ・ラーニング」「探究学習」「eラーニング」「STEM教育」といった現代の文脈に置き換えられる。40年以上経っても、教育の今日的課題は変わっていない。

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