【連載】子供の心を豊かに 自己肯定感を問う 第4回 問題の交差点に自己肯定感

これまでの議論をふまえて、自己肯定感を、心の奥の方にある、自分を状況にかかわらずポジティブに感じ取ろうとする心性、というように定義してみよう。長所もあれば欠点もいっぱいある自分を、それらもすべて私の一部と、できるだけありのままの自分を自分で肯定的に受容する精神の状態といってもいい。あれこれの達成感を経て、自分に自信ができてくることも含んでいいが、それとは位相が異なる、より無意識の心の働きのことだ。

この記事は購読会員限定です。購読を申し込むと、続きをお読みいただけます。