【連載】キャリア教育を深める 第9回 感覚を多面的に働かせる

筆者は授業のアイスブレーキングでよく、「ものを介した場づくり」を心掛けている。触感からの会話は自然な対話を生む。授業においては視覚と聴覚だけでなく、多面的な感覚のチャンネルを働かせたほうがよい。簡単に実物教材を手に取るだけの場合もあるが、「ペーパークラフト」で尾根線・谷線を理解したり、ホワイトボードで住みやすい都市をつくる作業をしたり。保護貿易と自由貿易の違いを知るためのゲームを取り入れた社会実験授業などでは、道具を介して学ぶ。地理では、事象を地図やグラフやポスターにしてまとめるスキルも重要視されている。インターネット時代には、これらを通して培われる表現力の重要性がますます高まっている。

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