学校資料に役立つデザイン 押さえたい三カ条! (7)イラストの使い方三カ条

eye-catch_1024-768_katayama-takahashiオフィス伝わる 片山なつ・高橋佑磨

学校で作成される資料では、イラストを使うことがよくあります。文字ばかりの資料よりもかわいらしいイラストがある方が、読み手も気分が和みますし、何よりも、図は文字より直感的な理解につながります。

各学校でイラスト集を購入している場合もあるでしょうが、インターネット上にはたくさんの学校向けのイラストが無料で公開されていますので、有効活用していくとよいでしょう。

今回の三カ条は、イラストや装飾枠の使い方です。ポイントは、(1)ゆがめない(2)1カ所にたくさん使わない(3)拡大しすぎない――です。

画像も、使いすぎると見づらくなってしまう
画像も、使いすぎると見づらくなってしまう

その1「ゆがめない」=せっかくのかわいいイラストも、ゆがめてしまっては台無しです。特に、人や動物のイラストをゆがめてしまうと、それを見た人は強い違和感を覚えます。スペースがないから、あるいは、余白があるからといって、イラストを縦横にゆがめるのは避けましょう。

図を拡大・縮小するときには、マウスで図の四隅のいずれかをつかんで、縦横比を変えないように(場合によってはShiftキーを押しながら)操作するようにします。

その2「1カ所にたくさん使わない」=いくら図やイラストが魅力的だからといって、1カ所にたくさんの図を配置してしまうと、ゴチャゴチャとした印象の資料になってしまいます。

複数の関連するイラストを配置するよりも、一つのイラストを大きく配置した方が紙面はスッキリしますし、イラストがアイキャッチの役割を果たして、より読み手の興味・関心を引くことができます。伝えたいことを絞ってイラストを選び、多くても二つを組み合わせる程度にしておきましょう。

また、余白があるからといってイラストで埋める必要はありません。適度に余白がある方がゆとりを感じられるため、資料は見やすくなります。

その3「拡大しすぎない」=イラストがJPEG形式やPNG形式などの画像形式(ラスター画像といいます)の場合、一つ一つに色が割り当てられたピクセルの集合によって画像が表現されています。面積当たりのピクセル数の多い方が、解像度の高い精密な画像となり、少なければ解像度の低い、いわゆる荒い画像となります。

そのため、イラストがラスター画像の場合には、一つ一つのピクセルが見えてしまうほど拡大してしまうと、不格好で内容を判別しづらい画像になってしまいます。画像は拡大しすぎないように注意しましょう。

 

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