中学校道徳科の授業―道徳的判断力を養う―(9)道徳科における評価の工夫

修正:eye-catch_togami東京都品川区品川学園 主任教諭 戸上 琢也

道徳科の全面実施に当たって、先生方が一番気になっていることは「評価」だろう。皆さんは、評価と聞いて、何をイメージするだろうか。通知表や指導要録を思い浮かべたり、ともすると「評定」をイメージする先生方も多いと思われる。

しかし、通知表や指導要録に示されたものだけが評価ではない。授業前に生徒の現状を把握することも評価であるし、授業中の生徒への声掛けやワークシートへのコメントも評価である。あるいは、授業中の生徒同士のやりとりの中で、感想や意見を述べ、生徒相互に評価している場面も評価であるとみられる。

学習指導要領やその解説では、評価について「生徒の学習状況や道徳性に係る成長の様子を継続的に把握し、指導に生かすように努める。……

この記事は購読会員限定です。購読を申し込むと、続きをお読みいただけます。