LibrariEの可能性~電子図書館を活用した学校教育の未来(6)学校が電子書籍をプロデュースする

立命館大学教授 湯浅俊彦


 関西創価高校は、将来、国際的に活躍できるグローバルリーダーの育成を図ることを目的とする「スーパーグローバルハイスクール」(SGH)の指定校に2015年に選出されました。「教科で習得した学びを課題解決に役立てている」との高い評価を得て、SGH56校の最高評価を獲得しています。

 電子図書館サービスを導入した理由について、硲口浩美司書は「英語の資料をいつでもどこでも読むことができる」点を挙げます。英語の多読用資料、検定本(英検)、文学作品は特に生徒の利用が多いとのことでした。

 プラン・インターナショナルが主催する国際的なコンクールで、次世代を担う中高生が、読書を通じて過酷な環境に置かれている女の子や女性たちの声を発信する機会となるよう開催される「夏休み読書感想文コンクール」(後援・文科省、外務省ほか)では、関西創価中学校の生徒たちが挑戦し、学校賞や個人の最優秀賞などで入賞しています。……

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