「困った子」は「困っている子」(8)すぐに取り組める視覚化と共有化

元東京都日野市立小学校長 京極澄子


 「視覚化」は、視覚、感覚、動作を入り口にして、考えられるようにする工夫です。理解を妨げる「見えにくいものを、見えるようにする」のです。

 言葉の意味が分かるように写真を提示する、書かれている内容が分かるように動作化する、資料を活用する、「授業展開」「子供の発言」が分かる構造的な板書をする――。こうすることによって、学習の理解が進みます。

 授業はつながりの中で理解を図りますから、記憶が苦手な子や、理解がゆっくりな子のためにも、分かりやすい板書は重要になります。……

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