探究の学校をつくる~京都市立堀川高校の改革を振り返る(3)「探究」の模索で実践を深化させる

大谷大学教授 荒瀬克己


 「探究」とは何だろうか。「探求」と区別していないものもあるが、例えば、広辞苑も明鏡国語辞典も三省堂現代新国語辞典も、「探求」と「探究」を使い分けている。

 明鏡は、「探求」が「探究」と同義に使われることもあるとした上で、「『探求』には追求・探索の意味が、『探究』には研究・考究の意味が強い」と述べ、「探求」は「あるものを得るためにさがし求めること」「探究」は「物事の真の姿を明らかにし、見きわめようとすること」と説明している。

 大きく改訂された次期高等学校学習指導要領では、初めて加えられた「前文」で「教育課程」が、「第1章総則第1款5」で「カリキュラム・マネジメント」が定義されている。……

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