漫才づくりが教育を変える(2)笑育のカリキュラム

東京理科大学教職教育センター准教授 井藤 元


笑育のカリキュラムは目的や発達段階に応じさまざまで、1日で完結するものから数カ月に及ぶものまで用意されている。対象は保育園児から社会人までと幅広いのだが、本連載では、特に教職志望者を対象とした笑育(東京理科大学で実施)について紹介してゆく。

本講座では全8~9回(1回90分)の授業の中で、プロの漫才師の指導の下、3分間の漫才を完成させることが課題となる。筆者は授業の進行をしつつ、漫才師たちの言葉を教職の文脈に置き換え、その意義を解説する役割を担っている。最終回の授業で漫才大会(理-1グランプリ)を開催し、審査員は松竹芸能所属の漫才師が務める。優勝コンビにはプロの芸人と共に新宿角座の舞台に立つチャンスが与えられる。

東京理科大学では2016年度に笑育を始め、現在までに5期が終了。……

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