部活動の在り方を問い直す2 (7)10代が奏でる音楽を大人が守ろう

普門館を目指す――。全日本吹奏楽コンクールが、かつて東京都杉並区の普門館で行われていた頃は、野球部が甲子園を目指すように、多くの吹奏楽部が普門館での演奏を目標にした。年間を通じて、大小さまざまなコンクールがある。合唱なども同様だ。これらのコンクールに勝つのを目標に、日々練習に励んでいる生徒は多いだろう。

コンクール以外にも、音楽系部活動が関係する対外行事は多い。運動部の応援演奏、地域の小学校の運動会での入場行進、保育所の音楽会、公共施設や商業施設でのイベント出演など、これらは私の母校(公立中・高)のウェブサイトに載っていたものだ。集客が見込めるからだろうか、お盆休みも行事が入っている。部活動の「自主公演」もある。これらの行事に向けた準備も必要だ。

公演やコンクールの当日は楽器の運搬も必要なことが多い。……

この記事は購読会員限定です。購読を申し込むと、続きをお読みいただけます。