子供の読む力・言葉の力が伸びる! 文章を丸ごととらえるフレームリーディング(3) 説明文をとらえる~低学年編2

筑波大学附属小学校教諭 青木 伸生


◆説明文で数えるもの

 説明文の一番の基本形は、Q→Aである。Qとは「問い」、Aは「答え」を指す。説明文の学習では、何が問われ、答えとして何が書かれているかを読み取ることが大切である。

 「問い」は、筆者が分からないことを示しているのではない。その逆で、伝えたいことを「問い」の形で示していると考える。だから、まず「問いを把握する」ことが大事な学習になる。文章中の「問い」は一つと限らない。いくつの「問い」が設定されているか数えることは、筆者の論の展開をとらえることにつながる。

 次に、数えるとよいものは、具体的な事例の数だ。……

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