子供の読む力・言葉の力が伸びる! 文章を丸ごととらえるフレームリーディング(6)ライティングへ

筑波大学附属小学校教諭 青木 伸生

◆フレームライティング

これまで、文章のフレームを捉え、説明文全体を読む手法について紹介してきた。小学校で学習する説明文のフレームは、大きく分けて四つしかない。そのため、この四つを学ぶと、説明文の全体像を大体把握することができる。

その四つとは、(1)時系列型=時間や事柄の順序に沿って説明されているもの(2)頭括型=筆者の主張やまとめが文章の最初の方に示されているもの(3)尾括型=筆者の主張やまとめが文章の最後の方に示されているもの(4)双括型=筆者の主張やまとめが文章の最初と最後の方に示されているもの――になる。

この四つのフレームを身に付けると、子供は、それを使って文章を書くことができる。これが「フレームライティング」である。
◆時系列型で文章を書く

「体育で行った活動を時系列型で書いてみよう」と投げ掛けて、時系列型の文章を書くことができる。「はじめに」「つぎに」など、順序を表す言葉を使いながら書けばよい。……

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