進化する高校情報科 ―新学習指導要領の鍵を握る―(2)手段の目的化が問題

神奈川県立茅ヶ崎西浜高校教諭 鎌田 高徳




最初の単元では、スマホのピクトグラムを作って発表してもらいます――。高校1年生になったばかりの生徒が、情報の授業オリエンテーションを終えた直後の授業で、私はこのピクトグラムの制作から授業を始める。

生徒たちの反応はさまざまで「いきなり発表」「ピクトグラムって何」といった反応を見せる。ピクトグラムとは「絵文字」や「絵言葉」のことで、非常口やトイレの場所を示すものとして、身近に見かけることも多いだろう。この単元では、生徒たちに思い思いのオリジナルピクトグラムを制作してもらい、発表している。

前回、「情報科は『Word、Excel、PowerPointの使い方を覚える教科』ではない」ことと「情報科は『どんなこと』を教える教科か、連載を通してみなさんと一緒に考えていきたい」とお伝えした。……

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