学び続ける職員室―私たちは何のために職員室に集まるのか(6)対話の質を高める3

---アソビジ代表 中川 綾

校内研究が進み、実践を通して各人が自立した意見を持ち始めたことで、主張が対立し始める。それまで「目的や目標」をじっくり話し合い、言語化してきた教職員グループは、1人の反対意見に対しても、正面から向き合うと決めていた。根底では思いがつながっている実感があったからであろう。お題目として掲げられた「目的や目標」ではなく、実践ときちんとつながり、意味のあるものになっていた。意見の相違は「反発する違い」ではなく、「より良いものをつくるための違い」となり、互いに受け入れることができた。

こうして話し合いが繰り返されていた時期は、反対意見を言った人だけでなく、みんな少なからず苦しい思いをしただろう。しかし同時に、ここで諦めてしまえば次のステップに進めないという感覚もあったのではないか。

結局、迷っていた6年生の担任教諭は、子供たちと対話することにした。……

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