いじめのエビデンス(6)教師にとってのリスク


子どもの発達科学研究所主席研究員 和久田 学

あなたの学校で、いじめかもしれない出来事を視野の片隅に捉えたとする。そのとき、あなたはどのように対処するだろうか。

いじめ防止対策推進法の精神からすれば疑わしいケースは即介入であるが、この場合、いじめ「かもしれない」ところが難しい。実際はそう簡単なものではないと、躊躇(ちゅうちょ)する先生も多いのではないだろうか。

子供のいじめに対して、教師は指導者であるとともに傍観者という立場にある。……

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