授業で実践 学びのファシリテーション(10)学びの場は「知りたい!」からつくる


ファシリテーター 青木 将幸





「どんなことでも、遠慮なくどうぞ」と言うと、若い男性の教員が手を挙げた。「ファシリテーションって、もうかるんですか? 青木さんの年収はいくらですか」。

「なんて失礼なやつだ」と、ベテランの教員がギロリとにらむ。それを手で制して「ご質問ありがとうございます。僕はだいたい、1本5万円ぐらいからお引き受けしていて、難しい案件だと10万円頂いたりします。学校はどこも予算がないので、そんなにくれませんが。年間100本ほどこういう仕事をしていますので、ざっとかけ算したぐらいの年収でしょうか」と答えた。若い教員は納得したのか、うんうんとうなずきながら頭の中で計算していた。

再度質問を促してみる。……

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