逆境に負けない心 レジリエンスを身につける(12)強みを育てる特別支援教育

(一社)日本ポジティブ教育協会


特別支援教育におけるレジリエンスの育成では、個々のニーズの適切な見極めに加え、それぞれの「強み」を見つけて伸ばす教育が大切である。文科省がうたう特別支援教育の理念にも「一人一人の教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するため、適切な指導及び必要な支援を行う」と、その方向性が示されている。

しかし、忙しい教育現場の限られた人員で、十分な支援を行うことは困難でもある。特に近年は通常の学級に在籍しながら、発達障害など特別支援の対象となる児童生徒が増加する傾向にある。

文科省が2017年度に実施した「通級による指導実施状況調査結果」によれば、17年度の通級指導を受けている小中学生の数は10万8946人であり、前年比で10.8%増、過去3年間では約30%増加している。……

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