問題行動が激減する MLAの理論と実践(7)社会的・職業的自立に向けて


MLA研究開発者会議



「ワサビが目に染みて3日で早期離職した」という元生徒がいた。高校卒業後、食品加工の優良企業に入社したが、現場作業でワサビの粉が目に染み、痛くてどうにもならず辞めてしまった。

問題は辞め方にあった。その理由をきちんと伝えていなかったのである。本人いわく「こんな理由で辞めると言ったら、ばかだと思われる。恥ずかしくて誰にも言えなかった」とのことだった。このケースは、キャリア教育の在り方を根本的に見直すきっかけにもなった。

その高校の卒業生で早期離職した者の約8割が、上司や同僚との人間関係を離職理由に挙げていた。……

この記事は購読会員限定です。購読を申し込むと、続きをお読みいただけます。