問題行動が激減する MLAの理論と実践(9)自分に合った学び方を選ぶ

MLA研究開発者会議

通常の学級における特別支援教育やインクルージョンを考えるとき、MLAの威力は大きい。特別な教育的ニーズのある子供たちの育ちにくさに対し、まずマルチエリアの要素を集団の場で実践する。それを基盤(横軸)にして、縦に二次支援、三次支援を加えていくのだ(図)。

ピア・サポートで人との関わり方やその意義を学び、SEL(対人関係能力育成)で自分の感情をモニタリングし、他者の気持ちを推測する体験を積む。協同学習で他者との語らい、学びを深める。それでも領域によっては育ちにくい子供に、小集団、あるいは個別に支援を重ねていくのがマルチレベルだ。

多くの通常学級の担任が一次支援の要素を学んだとしても、個に応じた支援は容易ではない。……

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