主体的・対話的で深い学びを実現するパフォーマンス評価(7)指導の組み立てを考える

京都大学大学院教育学研究科教授 西岡 加名恵

パフォーマンス課題を実践するに当たって、指導をどのように組み立てればよいのだろうか。指導上のポイントを三つ紹介しておこう。

第一は、指導の初めに見通しを示すことである。パフォーマンス課題は通常、単元末のまとめの課題として位置付く。だが、子供たちには単元の初めに「単元末までには、この課題に取り組むよ」と示す方がよい。

例えば、現実に人々が直面している問題(貧困や環境問題)を示し、「この問題を解決するために必要な知識(経済や政治、生態系に関する知識など)を身に付けていくよ」と明示した上で知識を伝え、考える機会を与える。……

この記事は購読会員限定です。購読を申し込むと、続きをお読みいただけます。