問題行動が激減する MLAの理論と実践(13)幼児教育におけるMLA

MLA研究開発者会議



 幼児期の教育は、生涯にわたる人格形成の基礎を培い、環境を通して行うものである。今、その幼児教育の重要性の認識が高まっている。とりわけ、幼児期の非認知的能力(忍耐力、やる気、自信、協調性、自己制御、自尊心など)の向上が、大人になってからの生活に大きな差を生じさせる点に注目が集まっている。

 2017年に同時改定された幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領では、読み書きなど認知的能力のほか、非認知的能力を向上させる教育的観点をもって、体系的、組織的な教育活動を展開することが求められている。言うまでもなく、その実現のためには保育園・幼稚園・こども園における先生方の資質の向上は欠かせない。

 また幼稚園などは他校種と比べ家庭との関係において緊密度が高く、多くで預かり保育や子育て支援など、教育課程外の活動も実施していることから、子育て支援を視野に入れたカリキュラム・マネジメントも大切である。……

この記事は購読会員限定です。購読を申し込むと、続きをお読みいただけます。