18歳になる前に―考え、関わる社会の問題(1) 公共で育む主権者の資質・能力

東京都立高島高校教諭 大畑 方人

2018年3月に高校の新しい学習指導要領が告示され、公民科では必履修科目「公共」が新設された。

公共は、生徒たちが社会に参画する主体として自立することや、他者と協働してよりよい社会を形成することを目指す科目で、「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう力、人間性等」の三つの柱に沿って、次のような目標が示されている。

人間と社会の在り方についての見方・考え方を働かせ、現代の諸課題を追究したり解決したりする活動を通して、広い視野に立ち、グローバル化する国際社会に主体的に生きる平和で民主的な国家及び社会の有為な形成者に必要な公民としての資質・能力を次のとおり育成することを目指す。……