学級問題を解決する エンカレッジシート(7)いじめ問題の留意点


北海道公立学校スクールカウンセラー 青沼 眞弓



いじめ問題に対してエンカレッジシートを実施する場合、教師が完全に被害生徒を把握していることを条件とする。加えて、実施時期といじめの対象となった生徒への配慮が必要である。

実施時期は、「落書き」「靴・他の紛失」「いじる」「からかう」「体を使った遊びで絡む」など早期段階での活用が有効だ。また、当事者間の個別指導や学級の全体指導を終えても問題が繰り返されるなど、被害生徒へのいじめが解決されない緊急時の解決法としても活用されてきた。

事例報告によると、いずれのケースでも一度の実施で問題行動やいじめ問題が消失している。……

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